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平成30年06月06日(水)
6月5日現在海外相場 |
NYダウ |
24799ドル |
−13ドル |
ナスダック指数 |
7637P |
+31P |
CME日経先物 |
22515円 |
−5円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎19年3月期業績好調銘柄30選
3月決算企業の決算発表を終えて、19年3月期業績見通しが示されました。多くの企業が「最高益更新」を予想する内容となっていますが、その中でも特に連続でして最高益を更新しており、尚且つ来期20年3月期も好調な業績が予想される銘柄を厳選しました。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください |
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本日のこだわり相場感
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◎相場のけん引役
週明けの日経平均株価は続伸となりました。先週の諸々の懸念材料がまずは一段落したと言うムードに加えて、米国株が5月の雇用統計などの強い経済指標から好調な米経済に支えられる格好で上昇している事などを好感する動きとなっています。
5日の米国株も底固い展開となっています。特にナスダック指数は3か月ぶりに史上最高値を更新しており、米国株の強さを物語っていると言えます。米経済を牽引しているのが、トランプ大統領が肩入れしようとしている製造業ではなく、明らかにIT関連業界の躍進だと言えます。
その象徴がアップルやマイクロソフト、或いはアマゾンやグーグルと言った企業だと言えます。日経新聞の今朝の記事の指摘では、日本株は米国株ほど上がらない最大の要因はこのような経済を牽引するIT企業、それも世界経済をリードするだけの企業が存在しないと言うことだと見ているようです。
確かにそうかも知れません。日本国内では圧倒的な企業力があるものの、いざ世界に出た場合には、やはりトヨタなどに代表する製造業の知名度が高いと言うことになります。IT企業についてもそれなりの収益を上げている企業は数多いのですが、世界的なシェアと言う意味では、まだまだ存在感を示すには至っていないと言うことになります。
更に言いますと、日本の主力企業がどうしても為替相場や地政学的リスクの影響を受け易いのに比べて、米国のIT企業はその影響は小さいとの見方です。日本企業も為替や地政学的リスクの影響の受けにくい企業が日本株相場を牽引する流れになれば、継続的な右肩上がりの相場展開も期待できると言うことになるのですが、日本国内でもそのような銘柄を物色する動きから、当面は個別の銘柄を選別する展開が続くことになりそうです。
●2222 寿スピリッツ
菓子大手で傘下の地域限定菓子製販会社を統括。洋菓子通販に注力中。交通機関向け比重高い。5月14日発表18年3月期は17年3月期比14.9%増収、同30.3%営業増益となった。インバウンド対策として国際線ターミナル免税エリアでの販売を強化する中、「ルタオ」ブランドを擁する「ケイシイシイ」は営業利益が同14.6%増と順調に推移。フランセとの統合メリットの最大化を図る「シュクレイ」は積極出店も奏功して営業利益を同94.3%増に伸ばして全体をけん引。19年3月期は売上高406億円(前期比8.6%増)、営業利益58億円(同15.7%増)を見込む。
●4082 第一稀元素化学工
自動車排ガス浄化触媒、電材向けジルコニウム化合物の首位メーカー。燃料電池用途開発に注力。5月11日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比9.1%増収、同13.3%経常減益となった。主要顧客である自動車業界では、ライトビークル市場(乗用車・小型商用車)で米国での販売数量は減少したが、国内、欧州、中国、新興国などで増加傾向を継続、販売数量は堅調に推移し、また原料高による販売単価上昇等も売上高増加の一要因となった。
●4980 デクセリアルズ
旧ソニーケミカルが再上場。異方性導電膜、光学弾性樹脂などニッチな電子部材・材料に強い。4月26日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比12%増収、同96.4%経常増益となった。既存コンシューマーIT機器向けの事業収束が完了した光学ソリューションやスマートフォン向けなどの光学弾性樹脂は売上が減少したものの、反射防止フイルムはノートPC用ディスプレイ向け製品の売上が取引条件変更の影響などにより前期より大幅な増収となり、精密接合用樹脂や熱伝導シートも増収となった。
●7956 ピジョン
育児用品で国内トップ。哺乳瓶発祥、小物に強い。海外は中国、欧米主体に新興国開拓も意欲的。6月4日発表19年1月期第1四半期の連結業績は、前年同期比7.6%増収、同10.7%経常増益となった。国内ベビー・ママ事業、中国事業が好調に推移。生産拠点より供給している哺乳器、スキンケア商品等が好調に推移したことで、売上原価率が前期比で約1.5ポイント改善した。
●9824 泉州電業
電線専門商社、オーナー経営。昭和電線が最大仕入れ先。即納強み。売上高は銅価と連動性高い。6月4日に18年10月通期の連結業績を上方修正している。売上高は前回比3.8%増の810億円(前期比8.1%増)、営業利益は同1.1%増の35.9億円(同12.1%増)、経常利益は同2.7%増の38.2億円(同10.6%増)、純利益は同1.6%増の25.7億円(同12.2%増)を見込む。第2四半期の業績が、電線の主材料である銅価格が期初予想を上回り販売価格が上昇したことに加え、民間設備投資向け及び建設向け電線の需要が底堅く推移したため、売上高、利益共に予想を上回った。
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こだわりレーティング |
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06月05日(火)分
4183 |
三井化学 |
みずほ |
買い継続 |
5100円→5200円 |
4503 |
アステラス製薬 |
ドイツ |
Buy継続 |
1650円→1880円 |
4568 |
第一三共 |
UBS |
Buy継続 |
4200円→4600円 |
6504 |
富士電機 |
SMBC日興 |
1継続 |
970円→1020円 |
6707 |
サンケン電気 |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
780円→800円 |
6758 |
ソニー |
ドイツ |
Buy継続 |
6900円→7600円 |
7956 |
ピジョン |
野村 |
Buy継続 |
5200円→6000円 |
8001 |
伊藤忠商事 |
UBS |
Neutral→Buy格上げ |
2000円→2500円 |
8002 |
丸紅 |
UBS |
Buy継続 |
950円→1000円 |
8252 |
丸井G |
大和 |
1継続 |
2400円→2600円 |
8316 |
三井住友FG |
JPモルガン |
Overweight継続 |
5200円→5400円 |
9031 |
西日本鉄道 |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
3700円→4200円 |
9364 |
上組 |
みずほ |
買い継続 |
2600円→2700円 |
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