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平成30年06月07日(木)
6月6日現在海外相場 |
NYダウ |
25146ドル |
+346ドル |
ナスダック指数 |
7689P |
+51P |
CME日経先物 |
22745円 |
+105円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎19年3月期業績好調銘柄30選
3月決算企業の決算発表を終えて、19年3月期業績見通しが示されました。多くの企業が「最高益更新」を予想する内容となっていますが、その中でも特に連続でして最高益を更新しており、尚且つ来期20年3月期も好調な業績が予想される銘柄を厳選しました。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株高
米国株が強い動きとなっています。特にナスダック総合指数が連日で最高値を更新しています。米国景気の強さが再確認される中でも長期金利は落ち着いており、米国株ファンドは5月に大幅な資金流入超となったそうです。長期金利の上昇が株の急落につながった苦い記憶が薄れているようで、6日のこの日もNYダウも300ドルの大幅な上昇になっています。
今朝の日経にも、世界のマネーは米国に回帰しているとの見方で、三井住友アセットマネジメントによると5月の株式ファンドの資金フローは新興国が38億ドル(約4200億円)の資金流出になったのに対し、米国は229億ドルの流入超となっています。米国景気は一人勝ちの様相を強めており、米サプライマネジメント協会が5日発表した5月の非製造業景況指数は58.6と市場予想を上回り、経済協力開発機構(OECD)が先週発表した世界経済見通しも18年に日欧の成長率が鈍化する中で米国は加速するとの見方です。
トランプ大統領の政策を批判する声はあるものの、実際に米国経済に対して、減税などトランプ大統領による「米国ファースト政策」が効き始めていると言うことで、経済の面でも評価される動きになるのかも知れません。勿論、一方で景気が好調の裏返しが金利上昇と言う流れになるとの懸念もある訳で、景気が強すぎればインフレへの懸念から米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締めに動く訳ですが、実際、今年の2〜3月は米長期金利が3%を超え、どこまで上昇するのか世界の投資家がおびえていた訳でです。
今月、米連邦準備理事会(FRB)が12‐13日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催します。今回は今年2回目の利上げに動くのは間違いないとの観測で、政策金利は1.75─2.0%になるとの予想です。ロイターによりますと、FRBが、今年を通じて現在想定している3回ではなく4回の利上げに踏み切るかどうかがポイントだと見ているようです。ただ、一方でこれ以上の大幅な利上げは必要ないと言う意見もFRB内から出て来ているようで、後数回の利上げを実施し、米金利が2%台で上げ止まると言う見方もあるようで、この辺りも米国株の押し上げ要因となっているようです。
と言うことで米国株の上げに気を良くした格好で日本株も上げていますが、日本株の割安感を意識する動きから海外勢の日本株買いも復活する流れになっているようです。どちらかと言えば売り方の買戻しの方が勢いがあるようで、日経平均株価の2万3000円台を目前にして新たな買いが入るのかどうかですが、米国株高と言う流れと、1ドル110円台と言う円安の流れに押し上げられる格好で、目先的には外部環境の懸念材料をどこまで織り込んで行けるのかを見極める動きになりそうです。
●2337 いちご
不動産の価値向上・運用と太陽光等のクリーンエネルギー事業が主力。社名は『一期一会』に由来。4月18日発表18年2月通期の連結業績は、17年2月期比47.1%減収、同2.9%経常減益となった。期初の業績予想を超えて着地。心築事業の寄与が大きく、アセットマネジメント事業、クリーンエネルギー事業ともに堅調。尚、19年2月通期の連結業績では売上高は250億円(前期比19.9%増)、経常利益は220億円(同14.7%増)、純利益は150億円(同7.0%増)を見込む。過去最高益の見通し。
●6504 富士電機
重電大手。火力発電設備は海外中心、パワエレ機器や自販機、電力用半導体も。収益は下期偏重。4月26日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比6.6%増収、同21.1%経常増益となった。需要増加により、全部門が増収となり、とりわけ「パワエレシステム・インダストリーソリューション」、「電子デバイス」、「食品流通」が前期を大きく上回った。損益面では売上高、生産物量の増加及び原価低減等の推進により、営業損益、経常損益ともに過去最高を更新。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は9000億円(前期比0.7%増)、営業利益は585億円(同4.5%増)、経常利益は600億円(同7.1%増)、純利益は395億円(同4.6%増)を見込む。
●7956 ピジョン
育児用品で国内トップ。哺乳瓶発祥、小物に強い。海外は中国、欧米主体に新興国開拓も意欲的。6月4日発表19年1月期第1四半期の連結業績は、前年同期比7.6%増収、同10.7%経常増益となった。国内ベビー・ママ事業、中国事業が好調に推移。生産拠点より供給している哺乳器、スキンケア商品等が好調に推移したことで、売上原価率が前期比で約1.5ポイント改善した。尚、19年1月通期の連結業績では売上高は1070.00億円(前期比4.3%増)、営業利益は204.00億円(同5.1%増)、経常利益は204.00億円(同1.3%増)、純利益は141.00億円(同2.9%減)を見込む。
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こだわりレーティング |
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06月06日(水)分
1801 |
大成建設 |
SMBC日興 |
1継続 |
6900円→7500円 |
1803 |
清水建設 |
SMBC日興 |
1継続 |
1300円→1450円 |
4324 |
電通 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
6270円→6430円 |
4403 |
日油 |
みずほ |
買い継続 |
3600円→3860円 |
4921 |
ファンケル |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4900円→5600円 |
5423 |
東京製鐵 |
SMBC日興 |
1継続 |
1140円→1180円 |
6501 |
日立 |
みずほ |
買い継続 |
1150円→1200円 |
6594 |
日本電産 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
19000円→19300円 |
6963 |
ローム |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
13500円→13800円 |
6981 |
村田製作所 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
18500円→20000円 |
6999 |
KOA |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2800円→2900円 |
7701 |
島津製作所 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3100円→3300円 |
8001 |
伊藤忠商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
2440円→2530円 |
8053 |
住友商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
2150円→2200円 |
8058 |
三菱商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
3650円→3750円 |
8316 |
三井住友FG |
ドイツ |
Buy継続 |
5480円→5520円 |
8591 |
オリックス |
みずほ |
買い継続 |
2200円→2300円 |
8986 |
日本賃貸住宅 |
みずほ |
買い継続 |
9.3万円→9.8万円 |
9062 |
日本通運 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
8160円→9010円 |
9065 |
山九 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
5700円→6600円 |
9076 |
セイノーHD |
JPモルガン |
Overweight継続 |
1970円→2240円 |
9086 |
日立物流 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
3240円→3410円 |
9616 |
共立メンテ |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
6000円→7300円 |
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