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平成30年06月20日(水)
6月19日現在海外相場 |
NYダウ |
24700ドル |
−287ドル |
ナスダック指数 |
7725P |
−21P |
CME日経先物 |
22205円 |
+25円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎下値模索の動きに
サッカー・ワールドカップ(W杯)、1次リーグH組の日本は初戦で前回ベスト8のコロンビアを2―1で破りました。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本が、16位のコロンビアに勝利を挙げた訳で、巷では大金星と言う評価が上がっています。
1次リーグ突破にはまだ残り2戦あるので、まだまだ分かりませんが、残りの試合も頑張って欲しいですね。そんなサッカー熱にうなされた19日の夜ですが、丁度日本が勝利に浸っている時間帯に米国株式市場は大きく下げて始まっています。
トランプ米政権が前日の18日に、中国から輸入する2000億ドル相当の製品に10%の関税を課す追加制裁を検討すると表明。米国が先週末に表明した500億ドルの対中制裁に対し、中国が報復措置を取る姿勢を見せたため、制裁を強化する構えとなっています。
米中による「貿易戦争」突入が一段と現実味を帯びる中、世界経済に悪影響をもたらすのではないかとの懸念が強まっており、投資家心理が悪化。米中貿易摩擦への警戒感が一段と強まり、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなど中国事業の比率が高い銘柄が下げ、指数を押し下げています。
更に、上海総合指数が約2年ぶりの安値で終えるなど中国株が大きく下げたほか、欧州の主要株価指数も大幅安で推移しています。米中貿易摩擦が世界景気を冷やすとの見方から、原油や銅など国際商品相場も下落し、エネルギー株などに売りを誘っており、NYダウは一時400ドルを超える下げ幅となっています。
米中貿易摩擦に関してはここまで株式市場に与える影響はそれほど大きないとの見方もあったのですが、報復関税をそれぞれ両国が掛け合う状況に、明らかに貿易戦争に発展する可能性を見た投資家の多くが、一旦株式から離脱する動きを強めたと言う見方です。世界1位と2位のGDPを誇る両国ですから、世界経済に与える影響は甚大ではない訳で、その意味では両国とも大人の対応が待たれるところです。
日本株に関しては既に昨日ドカンと下げていますので、本日は下値模索と言う展開になりそうですが、いずれにしても世界株安の動きが強まっているだけに、見限り売りを出す向きも少ないのかも知れません。特にテクニカル的に見た相場観では明らかに調整局面入りしたと言う観測を抱く投資家は多いようで、チャート分析上の節目となる25日移動平均線を大きく割り込み、下値75日線や200日線と言ったレベルである2万2000円から大台割れの水準を意識する動きになっています。
米国と中国の貿易摩擦の動向を見守るしかないのですが、両国がどこまで歩み寄り出来るのかで相場が反転する事が出来ることになりそうです。いずれにしても日経平均株価は下値を模索する動きになりそうです。
●1434 JESCOホールディングス
独立系電気設備工事会社、設計・調達・施工管理(EPC)一貫受注。広告など総合メディア併営。18年8月期第2四半期連結業績は前年同期比で0.1%減収、同77.3%経常減益となった。事業の特性上、検収時期が3月〜8月に集中する一方、販売費及び一般管理費の固定費は、年間を通じてほぼ恒常的に発生するため、結果として利益が当該時期に偏る傾向にある。尚、18年8月通期の連結業績では売上高は98億円(前期比24.7%増)、営業利益は4.50億円(同63.1%増)、経常利益は4.31億円(同63.1%)、純利益は2.50億円(同112.7%増)を見込む。又、18年8月期末の配当は前期比1円増配の10円を予定。システム事業では、道路系インフラ、監視カメラ設備、高速道路を中心とした各種付帯設備、東京五輪の開催に向けた社会インフラの整備や施設改修等の案件が具体化し、向こう2〜3年の間は案件が増加すると見込まれる。一方、太陽光発電工事事業は、業界での価格競争が進むなかで、これまでの施工の実績・経験・品質をもとに、継続的かつ安定的に受注する体制を構築。
●3391 ツルハホールディングス
ドラッグストア最大手級の一角。北海道から南下して九州まで展開。傘下にレデイ薬局、福太郎。6月18日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比16.7%増収、同12.9%経常増益となった。18年5月期配当を17年5月期比6円増配の146円としている。出店は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より130店舗の新規出店と35店舗の閉店を実施。また平成29年9月29日付で杏林堂グループ・ホールディングスを子会社化、同社の子会社である杏林堂薬局が運営する静岡県内のドラッグストアおよび調剤薬局78店舗が当社グループに加わり、当連結会計年度末のグループ店舗数は直営店で1,931店舗。なお、タイ国内の当社グループ店舗は、1店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施、店舗数は平成30年5月15日現在で18店舗。
●4763 クリーク・アンド・リバー社
テレビ・ゲーム・Web等映像関係派遣、制作が主。医療ほか専門職分野拡大。配当性向20%以上。4月5日発表18年2月通期の連結業績は、売上高は267.08億円(17年2月期比0.5%増)、営業利益は18.06億(同12.2%増)、経常利益は18.24億円(同23.5%増)、純利益は11.03億円(同23.7%増)となった。孫会社であるCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.が当社連結子会社から持分法適用関連会社に異動したことにより、クリエイティブ分野(韓国)の売上高がマイナス要因となったものの、クリエイティブ分野(日本)及び医療分野が好調に推移した。利益面においては、クリエイティブ分野(日本)において、既存事業の人員補強や新規事業の立ち上げ等に伴い戦略的に人員採用を行ない販売管理費が増加した一方で、制作スタジオにて利益率の高い受託案件が増加したこと及び、医療分野における事業の伸長等により、期初に公表した計画を上回り、過去最高の業績となった。
●6196 ストライク
公認会計士、税理士が主体のM&A仲介会社。ネット活用した独自のマッチング機能に強み。特に中堅・中小企業のM&A仲介事業が主体。3月30日発表18年8月期第2四半期の業績は、前年同期比10.6%増収、同17.1%経常減益となった。17年9月に長野で、また、17年10月と11月には全国15か所で企業経営者様向けのセミナーを開催、事業承継型M&Aの活用事例を示し、実際に会社を譲渡された元経営者の体験について講演することで、積極的に新規顧客の開拓を図った。さらに、全国規模での事業拡大に応じて、17年9月に福岡営業所を移転、18年1月に名古屋営業所を移転。加えて、更なる受託案件の増加に向けて積極的な採用活動を行い、当第2四半期にM&Aコンサルタントを15名増員した。尚、18年8月通期の業績では売上高は35.31億円(前期比14.2%増)、営業利益は13.26億円(同15.3%増)、経常利益は13.28億円(同16.0%増)、純利益は9.09億円(同13.2%増)を見込む。
●6541 グレイステクノロジー
内外メーカー向けに産業機械マニュアルの作成、管理、運用システムや企画、翻訳サービス提供。5月9日発表18年3月通期の業績は、17年3月期比30.0%増収、同40.4%経常増益となった。主要顧客が属する工作機械業界や、その他の産業機械メーカーから、多数の引き合いがあり、今後も産業機械の展示会等に参加するなどし、「e-manual」「AIマニュアル」の認知を広め、更なる受注の獲得に努める。尚、19年3月通期の業績では売上高は15.02億円(前期比14.3%増)、営業利益は5億円(同19.6%増)、経常利益は4.95億円(同19.8%増)、純利益は3.33億円(同19.6%増)を見込む。
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こだわりレーティング |
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06月19日(火)分
2910 |
ロックフィールド |
みずほ |
買い継続 |
2640円→2710円 |
3665 |
エニグモ |
SMBC日興 |
1継続 |
1850円→1910円 |
4921 |
ファンケル |
UBS |
Buy継続 |
5800円→6350円 |
5334 |
日本特殊陶業 |
モルガンS |
Overweight継続 |
3100円→3550円 |
6923 |
スタンレー電気 |
モルガンS |
Overweight継続 |
4750円→4900円 |
6963 |
ローム |
SMBC日興 |
1継続 |
15300円→16000円 |
7269 |
スズキ |
GS |
買い継続 |
7000円→7200円 |
7270 |
SUBARU |
GS |
買い継続 |
4300円→4500円 |
9064 |
ヤマトHD |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3400円→3820円 |
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