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平成30年07月06日(金)
7月5日現在海外相場 |
NYダウ |
24356ドル |
+181ドル |
ナスダック指数 |
7586P |
+83P |
CME日経先物 |
21670円 |
+180円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎12月期決算企業中間決算業績好調銘柄
東証上場株式の内、最も多い決算月が3月で約2300社となっています。その次に多い決算月が12月と約400社超の企業が決算月としています。ちなみに2月が200社、6月と9月がそれぞれ100社台となっています。その12月期決算企業の上期(1-6月期)決算発表が7月下旬から本格化します。今回は12月決算企業で好業績銘柄をリストアップしています。18年12月期から来期19年12月期に掛けて好調な業績を維持している企業を中心に20銘柄を選別しています。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください |
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本日のこだわり相場感
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◎手控え機運
米国と中国は本日6日、広範な輸入品に25%の追加関税を発動する期限を迎えることになります。米国が制裁関税をかければ、中国もすぐに報復に動くとみられていますが、先日の報道で時間的に早く6日を迎える中国が先に報復関税を掛ける事はしないと言うことで、米国の出方を待つと言うことになります。
この二大経済大国が高関税をかけあう異常事態に突入するかの分岐点となる訳で、世界は保護貿易の連鎖による影響に身構えている状況と言うことになります。米国の追加関税は中国の知的財産侵害に対する制裁との名目で、米東部時間6日午前0時1分(日本時間6日の午後1時1分)以降にかけるそうで、本日の東京株式市場の立ち合い時間中と言うことになります。
原則として貨物到着後に実施する輸入申告が同時刻以降の品物に適用するものだそうです。自動車、半導体、産業機械など818品目・340億ドル(約3兆8千億円)相当が対象となります。 一方で、中国は米国の発動を確認後に報復の実施を決めるのですが、大豆、牛肉、車など545品目・340億ドル相当にかけるとの見方です。
米中は5月初めから貿易摩擦解消のための正式協議を3回開き、一時は「関税発動を保留する」(ムニューシン米財務長官)と歩み寄ったかにみえたのですが、トランプ米大統領の強硬姿勢は揺るがぬまま本日6日を迎えることになります。この6日の追加関税を発動については直前になって取り消しになる可能性もなくはないとの見方もあるのですが、この期に及んでそれに期待を掛けるのもどうかと言うことになります。
日本株にとっては米中貿易摩擦も懸念材料なのですが、それに絡んで中国株の下げがどうも上値の重石になっているようです。5日の日も中国・上海株式相場が続落しており、上海総合指数が連日で年初来安値を更新しています。2016年3月1日以来およそ2年4カ月ぶり安値となっており、この米中相互の追加関税発動が迫り、中国経済減速への懸念が重荷となったとの見方です。徐々に下値は固まって来ているとの見方もあるようで、本日通過すれば来週は戻す可能性もあるだけに、日本株にとっては正念場になりそうです。と言うことで週末、米中貿易摩擦と米国では雇用統計の発表と重要なイベントがあるだけに、様子見姿勢が引き続き強いのですが、ただそろそろ反転する兆しもあるだけに、来週への期待が膨らめば買戻し中心で反発するタイミングになりそうです。
●4849 エン・ジャパン
求人情報サイト大手。転職情報に強い。企業や派遣会社からの広告が収益源。人材紹介も育成。5月10日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比28.3%増収、同42.2%経常増益となった。主に国内の主要求人サイト及び人材紹介が順調に推移、費用面は、売上高の増加に連動した会員獲得のプロモーション費用、業容拡大に伴う人件費、業務効率化に伴うアウトソース費用等が増加したものの、想定内の水準となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は485.5億円(前期比19.3%増)、営業利益は107億円(同11.1%増)、経常利益は107.2億円(同10.1%増)、純利益は73.3億円(同15.1%増)を見込む。
●5393 ニチアス
耐熱技術生かし、プラント向け工事のほか、環境関連など工業製品、自動車部品製造・販売も。5月7日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比9.5%増収、同10.4%経常増益となった。半導体製造装置向け製品の需要が高水準で推移した高機能製品部門と16年12月末に子会社が増加した自動車部品部門を中心に売上高が増加したため、売上高は前連結会計年度に対し9.5%増となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は2050億円(前期比3.8%増)、営業利益は215億円(同0.7%増)、経常利益は220億円(同0.9%増)、純利益は150億円(同0.3%増)を見込む。4期連続最高益。
●9065 山九
新日鉄住金と緊密。物流と工場建設・改修保守が両軸。工場建設から保守まで一括運営も強い。5月10日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比4.3%増収、同10.9%経常増益となった。物流事業分野では、事業構造改革による収益改善やグローバルネットワークを活かした営業の拡大を推進し、機工事業分野では、プロジェクト管理を強化するとともに、システム化、工法開発・改善による効率化や原価率の改善を進めた。
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こだわりレーティング |
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07月05日(木)分
2502 |
アサヒグループHD |
GS |
中立→買い格上げ |
5900円→6400円 |
3141 |
ウエルシアHD |
GS |
買い継続 |
5600円→6000円 |
4203 |
住友ベークライト |
JPモルガン |
新規Overweight |
1230円 |
4661 |
OLC |
野村 |
Buy継続 |
12100円→14100円 |
5384 |
フジミインコ |
JPモルガン |
新規Overweight |
3000円 |
7701 |
島津製作所 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
3650円→3850円 |
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