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平成30年07月18日(水)
7月17日現在海外相場 |
NYダウ |
25119ドル |
+55ドル |
ナスダック指数 |
7855P |
+49P |
CME日経先物 |
22845円 |
+125円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株続伸
17日の海外市場で円相場が更に円安に進んでいます。1ドル112円90銭台までと113円台に迫る動きとなっています。113円台と言えば昨年2017年の円安の水準ですから、円安が日本株高を誘因する最大の材料だとする、日経平均株価の今年1月の高値水準である2万4000円台程度まですんなり上昇しても良いのかも知れません。
まあ、取り敢えずは目先2万3000円台に乗せるのかどうかなのですが、円安で輸出関連銘柄が買われると言う単純な投資行動が功を奏して、昨日17日も2万2800円台まで上昇した訳です。日経の解説記事に寄りますと、日経平均株価の上げ幅が200円を超えたのは、銀行や自動車など時価総額が大きい銘柄に(年金などの)長期視点で運用する海外投資家の買いが入っているためだとしています。
通商問題への関心がやや薄れるなかで、米保護主義のあおりを受けるとされ株価が低迷していた自動車株を買い増す動きがあるとのことで、ドル高が進むなか、新興国株を売って日本など先進国株を買う投資家が増えているのも追い風になっているとの見方です。確かに米国金利の上昇で新興国経済が減速すると言った懸念もあるだけに、これまで新興国に回っていた高利回りを狙った投資マネーが再度米国や日本に還流しているとの見方も出来そうです。
特に気を付けたいのは需給面での指摘で、節目節目で相場の変動要因となる先物やオプションの動向だと言えます。このコメントによりますと、株価指数先物・オプション市場では2万3000円を上値メドとみる参加者が多く、同水準を突破すれば、コールオプションを売ったり、プットオプションを買っていたヘッジファンドなどから株価指数先物にヘッジ目的の買いが入り一時的に上げが加速する可能性はあるとの事ですから、このレベルが相場の方向性を決める分岐点なのかも知れません。
●1407 ウエストホールディングス
太陽光発電工事を全国展開。金融機関や工務店との提携戦略テコに売電や省エネ提案事業育成。7月13日発表18年8月期第3四半期の連結業績は、前年同期比55.2%増収、同59.5%経常増益となった。地域の金融機関とのアライアンスを継続強化し、地元企業や地方自治体向けに従来から行っている太陽光発電システムの材料調達・施工・販売・O&M(オペレーションアンドメンテナンス)の創エネ事業を推進する中で、LED照明や空調設備による省エネ事業、電力小売事業などトータルエネルギー事業を推進した。
●3923 ラクス
クラウドとIT人材派遣の2本柱。『メールディーラー』が収益柱。『楽楽精算』を育成中。18年3月通期の連結業績を5月14日に上方修正している。売上高は前回発表比5.9%増の64.08億円(17年3月期比29.9%増)、営業利益は同5.9%増の12.41億円(同27.2%増)、経常利益は同6.1%増の12.47億円(同28.3%増)、純利益は同4.5%増の8.74億円(同19.6%増)としている。クラウド事業セグメントにおいて、受注が好調に推移したことに加え、プレインメールの連結効果もあり売上高が前回予想を上回った。今期以降の成長加速を目指し、増収分を原資とした成長投資を強化したものの、利益面においても前回予想を上回った。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は84.30億円(前期比31.5%増)、営業利益は13.76億円(同10.9%増)、経常利益は13.76億円(同10.3%増)、純利益は8.90億円(同1.7%増)を見込む。成長加速に向けた投資の更なる強化を計画。
●4577 ダイト
医薬品の原薬製造販売や、製剤の製造受託が主力。ジェネリック(後発医薬品)メーカー向け強い。7月13日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比5.0%増収、同9.4%経常増益となった。生産基盤の充実と積極的な営業活動を図っており、新たに高薬理固形製剤の製造棟である第八製剤棟を平成29年10月に着工し、平成30年11月に竣工を予定している。尚、19年5月通期の連結業績では売上高は408億円(前期比2.3%増)、営業利益は43億円(同3.3%増)、経常利益は43.5億円(同2.5%増)、純利益は31億円(同1.9%増)を見込む。
●6058 ベクトル
SNSなどネット媒体得意とするPR会社。商品PRに特化しアジア開拓意欲。独立系では最大。7月13日発表19年2月期第1四半期の連結業績は、前年同期比41.5%増収、同17.0%経常増益となった。PRのノウハウを活用した選挙関連のサービスを提供するイレクションを設立し、サービスの拡充を進めた。一方、ダイレクトマーケティング事業では当第1四半期に広告宣伝費を積極的に投入したことなどから全体として利益面での成長が抑えられる結果となったが、全体として堅調な成長を実現しながら推移した。
●3679 じげん
求人や不動産など各情報サイトを一括検索する集約サイト展開。成果報酬型の課金設定に強み。5月11日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比36.3%増収、同34.4%税引前増益となった。『リジョブ』やEXサイトは、コンテンツマーケティングの強化やマッチングテクノロジーの活用によってUU(ユニークユーザー)数が増加。主力である『賃貸スモッカ』は、大手不動産賃貸メディアと新たに提携を開始したことによりデータベースが拡充され、UU数が増加。提携メディアとの戦略的な関係性を強化している『中古車EX』の収益が成長しており、UU数、CVRといった各KPIが改善。
●4004 昭和電工
ハードディスク外販首位。石油化学、電子材料用ガス、アルミ、電炉用黒鉛電極など事業幅広。5月9日発表18年12月期第1四半期の連結業績は、前年同期比17.2%増収、同85.1%経常増益となった。石油化学セグメントはエチレン生産設備の大型定期修理に伴う減産により減収となり、エレクトロニクスセグメントは好調であった前年同期に比しハードディスクのPC向け数量減により減収となった。一方、無機セグメントは前年下期に実施した黒鉛電極事業の統合効果の顕現と市況の上昇等により大幅に増収、化学品、アルミニウム、その他、の3セグメントも主に数量増により増収となった。
●5301 東海カーボン
炭素製品大手。タイヤ用カーボンブラックで国内首位。電炉用電極や半導体・太陽電池用素材も。5月28日に18年12月期第2四半期並びに通期の連結業績を上方修正している。第2四半期の連結業績では売上高が前回比1.6%憎の894億円、経常利益は同0.7%増の282億円としている。通期の連結業績では売上高は前回発表比5.2%増の2040億円(前期比91.9%増)、営業利益は同3.1%増の657億円(同472.0%増)、経常利益は1.9%増の660億円(同398.1%増)、純利益は同46.6%増の686億円(同480.5%増)としている。売上高については、TCK社の売上高を6月度より織り込むため前回予想を上回る見込み。営業利益及び経常利益については、TCK社の収益のほか、のれん償却等についても6月度より織り込むが、前回予想を上回る見込み。
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こだわりレーティング |
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07月17日(火)分
3279 |
API |
野村 |
Buy継続 |
58万円→58.5万円 |
6460 |
セガサミーHD |
みずほ |
買い継続 |
2200円→2300円 |
8960 |
ユナイテッドU |
野村 |
Buy継続 |
18.8万円→19.7万円 |
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