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平成30年08月02日(木)
8月1日現在海外相場 |
NYダウ |
25333ドル |
−81ドル |
ナスダック指数 |
77707P |
+35P |
CME日経先物 |
22625円 |
−165円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎日米のイベント通過で
日米の金融政策を決めるイベントが無事通過したことで週末に掛けての相場は落ち着きを取り戻す動きになりそうです。尤も日米ともに当局による金融政策に関しては難しい判断をすることになるだけに、その手法を間違えてしまいますと、両国の経済に大きな影響を及ぼすことになりかねないと言うことになります。
日本がバブル崩壊後、明らかに金融政策の失策により20年以上のデフレ経済に追いやった経緯があるだけに、過去の日本にならない為に、色々と模索する動きとなっています。政府や当局と言うのは失策などの結果責任を負う事もなく、仕事が出来る訳で、何か問題があれば、人事異動でスルーしてしまい、責任を問おうとしても、既に責任者は存在しないと言うことになっています。
過去文科行政で「ゆとり教育」とやらの最悪の行政を推し進めて、現状の教育水準を大きく低下させた文科官僚なども、その後退官した後、何事もなかったようにメディアに露出しているT氏のように、よくもぬけぬけと世の中に出て来られるものだと呆れてしまいます。未だにゆとり教育は正しかったと言っているようですし、現在の文部科学省の腐りきった体質を象徴した人物のように感じてしまいます。
その金融政策ですが、昨日の日銀に続いて今朝はFRB(米連邦準備理事会)が1日まで米連邦公開市場委員会(FOMC)開催しており、そこで政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.75〜2.00%で据え置いています。据え置きは2会合ぶりで、声明では米国の経済活動を「力強いペースで成長している」と「堅調なペースで成長している」との前回会合より表現を強めています。FRBは年内にあと2回の利上げを見込んでおり、9月下旬に開く次回会合で利上げに踏み切る見通しとのことです。
米国の経済の強さは米金利を上昇する要因となるのですが、米金利の動きにも日本の金利動向が影響をしているとの見方があるようです。1日米ニューヨーク債券市場で米国債の価格が下落(金利は上昇)し、長期金利の指標である米10年物国債利回りが一時、6月中旬以来、約1カ月半ぶりに3%台に乗せています。日本の長期金利の急上昇を受けて米国債に売り圧力がかかっていたところに雇用関連で強い指標が出て、国債売りが勢いづいたとのことです。
日米の金利が上昇すると為替相場に対する影響は相殺される訳ですから、円相場が大きく動くことにならないのですが、発信が昨日の日銀の指針により、金利の変動幅を大きくすると言う事ですから、1ドル112円台まで進んだ円安を日本株は好感する動きになりそうです。ただ今朝は冒頭でも書いたように米中貿易摩擦への懸念が再度強まったことに対する動きが出るのかも知れません。日経平均株価は引き続き75日線2万2400円近辺を下値サポートにして、下値を固める動きになりそうです。
●3433 トーカロ
高機能皮膜を形成する溶射加工最大手。半導体・液晶製造装置部品向けが主力。産機、鉄鋼関連も。18年5月10日に公表した19年3月期第2四半期と通期の連結業績を7月31日に上方修正している。第2四半期の売上高は前回発表比10.5%増の210億円、営業利益は同23.4%増の47.5億円、経常利益は同25.0%増の50億円、純利益は同25.4%増の33億円としている。通期の売上高は前回発表比5.1%増の410億円(前期比20.2%増)、営業利益は同10.1%増の87億円(同22.4%増)、経常利益は同9.8%増の90億円(同22.2%増)、純利益は同9.3%増の59億円(同22.0%増)としている。
●3698 CRI・ミドルウェア
音声・映像関連の開発用ソフトウエアが主力。海外や動画配信・広告など新分野開拓に注力中。5月10日発表18年9月期第2四半期の連結業績は、前年同期比15.1%増収、同176.9%経常増益となった。ゲーム分野では、ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のスマートフォンゲーム向け新規契約増や既存顧客に対する包括的な個別プランの提案等によりライセンス収益が伸長。新規分野では、イスラエルのTerafence社への出資を通じて、動画圧縮ソリューション「CRI DietCoder(シーアールアイダイエットコーダー)」の監視カメラ・セキュリティシステムへの統合に取り組んでいる。また、Web動画ミドルウェア「LiveActPRO(ライブアクトプロ)」は、トヨタ自動車の中古車情報サイトに導入されるなど訴求効果の高い採用実績が増加。
●3762 テクマトリックス
情報インフラ構築とアプリ開発が主柱。医療、コールセンターなどクラウドに実績を持つ。7月31日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比14.7%増収、同30.6%経常増益となった。ITの社会への更なる浸透と、外部環境の凄まじい変化により、社会全体の産業構造がこれから劇的に変化して行くことが予想される。18年5月22日に新中期経営計画「GO BEYOND 3.0」を発表しました。「TMX 3.0」を超えるという意味の「GO BEYOND 3.0」は、この大きな社会的変化の中で、同社グループらしさを全面に出し、未来に向けて持続可能な成長基盤を構築するため、より一層の覚悟を持って自らの事業構造改革を断行することを目的とするとしている。
●5989 エイチワン
車体骨格部品のヒラタと本郷が合併し誕生。アンダーボディ骨格品等主体。9割弱がホンダ向け。7月31日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比16.0%増収、同88.0%税引前増益となった。主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が増加したことや金型設備等の販売増加などにより増収となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上収益は1900億円(前期比5.5%減)、営業利益は68億円(同20.8%減)、税引前利益は60億円(同21.8%減)、当期利益は37億円(同40.3%減)を見込む。
●2491 バリューコマース
アフィリエイト(成果報酬型)広告で首位級。ヤフー出店者向けに展開するCRMツールが成長。7月25日発表18年12月期第2四半期の連結業績は、前年同期比20.6%増収、同85.0%経常増益となった。「アフィリエイトマーケティング」において、ショッピング、旅行、美容、人材分野等の広告出稿が伸長するなか、今後の事業拡大に向けたプロダクト企画・開発及びプロモーションに注力しました。また、前連結会計年度においてサービス提供を終了したアドネットワークサービスに関連する費用の減少が利益に寄与。「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」及び「ストアマッチ」がともに伸長、前連結会計年度においてサービス提供終了を決定した一般eコマース事業者向けCRMサービスに関連する費用の減少が利益に寄与した。
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こだわりレーティング |
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08月01日(水)分
3092 |
スタートトゥデイ |
野村 |
Buy継続 |
4500円→5200円 |
4775 |
総合メディカル |
みずほ |
中立→買い格上げ |
2750円 |
5411 |
JFEHD |
GS |
買い継続 |
3300円→3350円 |
6758 |
ソニー |
GS |
買い継続 |
7500円→7600円 |
6902 |
デンソー |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
6800円→6900円 |
7259 |
アイシン精機 |
GS |
買い継続 |
7100円→7200円 |
7974 |
任天堂 |
野村 |
Buy継続 |
59000円→60000円 |
9062 |
日本通運 |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
9300円 |
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