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平成30年08月13日(月)


 8月10日現在海外相場
NYダウ 25313ドル −196ドル
ナスダック指数 7839P −52P
CME日経先物 22180円 −120円
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比)
本日のこだわり相場感
◎トルコショック

 先週末の世界の金融市場を揺さぶった背景として、トリコの通貨リラが急落している事が上げられています。先週末の日本株市場でも10日の午後に掛けて、「フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が日本時間10日午後に、ユーロ圏の金融当局がトルコの通貨リラの急落を受け、トルコへの貸し出し規模が大きい金融機関のエクスポージャー、リスクの割合を憂慮している」と報じています。

 これを受けて、外国為替市場で円相場が対ユーロで急速に上昇し、投資家心理が悪化したことで、株価指数先物に売りが膨らみ、日経平均株価は300円安となっています。実はこのFT紙の記事だけではなく、対米国との摩擦が背景にあったようで、トルコの対米強硬路線が対米関係の悪化に繋がり、更にトルコ政権の金融政策への介入など強権的な政権運営も投資家の信頼を損なっているようで、マネーの流出が止まらない状況との見方です。

 このトルコリラ急落の影響で、新興国通貨やユーロ、世界の株式市場にも影響が広がっており、市場は地域大国トルコの通貨・経済危機への警戒感を高めている状況です。トルコのエルドアン大統領は演説で「枕の下のドル、ユーロ、金をリラに両替してほしい」と国民にリラの買い支えを要請しています。「これは国難だ。(両替は)経済戦争を布告した者への最良の反撃となる」と対米強硬姿勢を改めて示しています。トルコ国民全体に対してリラの買い支えを要請したのですが、逆にこの発言が嫌気された格好で、外為市場ではリラ売りが再加速しています。

 まあ当たり前と言えば当たり前で、通貨安の支援を国民に要請するなど呆れてしまいますが、そのトルコ国民は実際にはリラを買い支えるどころか、トルコ市民は両替所や銀行を訪れ、外貨確保に奔走したとの報道があるようです。

 このトルコリラ急落の直接の切っ掛けは、米国人牧師の拘束問題を巡る米国とトルコとの対立激化のようで、底流には政権の政策運営に対する市場の根強い不信感があるとの見方です。エルドアン大統領は中央銀行の金融政策に公然と介入し、思い切った通貨防衛やインフレ沈静化策に動きにくくしているようです。

 トルコは日本とは仲が良いようで、エルドアン大統領と安部首相との会談など、良い雰囲気の映像が流れていたこともあったようです。それだけに日本企業とトルコとの間の通商関係も強いようですから、週明けの日本株への影響が懸念されるところです。特に直接関係が無くとも、トルコ向け債権を多く持つ欧州銀行への影響が懸念されることから、銀行株や欧州事業の比率の高い企業への売りが優勢になりそうだとの見方もあるようです。

 対米関係の悪化と言う事ですから米国市場も気になるところで、先週末10日にNYダウは196ドル安、シカゴ日経先物は2万2180円で先週末の大証比で120円安となっています。急落と言う程ではないものの、この週明けの世界の市場の動向を見極めてと言うことなのかも知れません。

 その米国、トランプ政権ですがトルコによる米国人拘束問題を巡って米・トルコ関係が急速に悪化しているのが背景として、10日に鉄鋼・アルミニウムにかける関税を2倍に引き上げるなど対立を先鋭化させています。通貨急落でトルコ経済が不安定化すれば、金融市場や世界経済に混乱が波及する恐れもあると懸念もあるようです。

 と言うことで週明けは取り敢えず、為替相場の動向を睨みながらと言うことになりそうです。仮にトルコリラ安に歯止めがかからないと、改めて不透明要因として意識される可能性があるとも言えます。加えて、日本市場の場合にはタイミング的にお盆休み入りですから、市場参加者の少ない中での売買と言うことで、何か切っ掛け次第では、相場が上下に大きく動きやすいとも言えます。逆に何もなければ、閑散な相場なのですが、地政学的リスクと言う言葉が投資家の頭にあるだけに、なかなかそうも行かないのかも知れません。日経平均株価は下値2万2000円を意識する動きになりそうです。


●2146 UTグループ

 製造業派遣・請負大手。半導体業界中心だが環境や自動車など業種多様化。技術者派遣も開始。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比29.8%増収、同81.1%経常増益となった。マニュファクチャリング事業は従来期間工が中心だった自動車関連分野において、全国的な人手不足により人材採用が困難な状況になったことから派遣需要が拡大。ソリューション事業は、総合的な人材サービスの提案などにより大手メーカーとの関係強化を進めたことで売上高が増加。エンジニアリング事業は、産業界の慢性的なエンジニア人材不足に応えるため、新卒採用に加えて、マニュファクチャリング事業等に所属する製造オペレーターを設計・開発エンジニアへのキャリアチェンジを推進するグループ内転職制度「One UT」により技術職社員を拡充させ、売上高は前期比で大幅に増収となった。

●4587 ペプチドリーム

 基盤技術PDPSで特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与。自社創薬も。8月9日発表18年6月通期の業績は、17年6月期比31.3%増収、同20.2%経常増益となった。尚、19年6月期業績予想では売上高が72億円以上、営業利益が33億円以上、経常利益が36億円以上、そして純利益が26億円以上と予想している。PDPSを活用した3つの事業戦略を推進することで17年7月の新本社・新研究所稼働に伴う諸費用を吸収し増収・増益を見込んでいる。

●4849 エン・ジャパン

 求人情報サイト大手。転職情報に強い。企業や派遣会社からの広告が収益源。人材紹介も育成。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比22.9%増収、同29.0%経常増益となった。売上面では国内の主要求人サイト及び人材紹介が順調に推移した。費用面では、会員獲得のプロモーション費用、営業及びサービス強化に関連した人員増等により増加したものの、想定内の水準となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は485.5億円(前期比19.3%増)、営業利益は107億円(同11.1%増)、経常利益は107.2億円(同10.1%増)、純利益は73.3億円(同15.1%増)を見込む。又、19年3月期末配当は前期比10.1円増配の56.6円を予定。

●5002 昭和シエル石油

 石油元売り大手。太陽電池も。同社と出光興産は7月10日、19年4月1日に経営統合すると発表。18年5月9日に公表した19年3月通期の連結業績を8月9日に上方修正している。売上高は前回発表比23.1%増の3兆2000億円、営業利益は同61.2%増の1580億円、経常利益は同63.3%増の1600億円、純利益は同51.5%増の1000億円としている。前回公表時(2018年5月9日)の業績予想に対して、原油価格が想定価格よりも上昇したことに伴う棚卸資産評価の影響額の増加や、石油製品マージンの改善等により、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見通しとなった。

●6125 岡本工

 平面研削盤で国内首位。液晶、半導体製造装置も手掛ける。汎用機はタイ、シンガポールで生産。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比21.1%増収、同557.8%経常増益となった。工作機械業界や金型業界向けに門形平面研削盤、また幅広い業種で精密平面研削盤の需要が高まり、売上高は前年同期を上回った。半導体市場は、AI技術の進化、世界的なEV(電気自動車)化へのシフト、IoTに求められる半導体の多様化など拡大基調が継続。半導体関連製造装置の需要についても、ウェーハ、デバイス生産メーカーなどによる増産対応の設備投資を中心に、好調に推移した。

●6881 キョウデン

 プリント配線基板中堅、試作品用が主。量産品用も拡大中。混和材、ガラス長繊維原料等も展開。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比3.0%増収、同67.2%経常増益となった。電子事業におけるプリント配線板関連分野の受注及び生産が国内外において好調だったことや、工業材料事業においては公共事業の需要の高まりにより混和材関連の分野において好調であった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は57億円(前期比11.6%増)、営業利益40億円(同31.5%増)、経常利益は39億円(同22.7%増)、純利益は26億円(同12.7%増)を見込む。

●7552 ハピネット

 玩具卸で圧倒的。ゲームやDVDソフト卸有力。筐体卸、映像制作も。バンダイナムコグループ。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比34.4%増収、同92.3%経常増益となった。映像音楽事業で平成30年3月1日を効力発生日として株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継したことや、ビデオゲーム事業が前期に引き続き好調に推移したことなどにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は2300億円(前期比16.4%増)、営業利益は50億円(同4.0%増)、経常利益は48億円(同2.1%増)、純利益は32億円(同20.6%減)を見込む。

●8086 ニプロ

 ディスポーザブル医療器具大手。人工腎臓強い。後発医薬品や受託医薬品育成。再生医療研究。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比10.3%増収、同27.4%経常増益となった。売上高は、医療関連事業の好調により前年同期比10.3%増加となった。利益面は、薬価改定の影響をうけつつも、販売増加による利益の増加によって売上総利益率が前年同期比で0.1%改善し、研究開発費等で増加した販管費の増加を吸収した。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は4268億円(前期比7.9%増)、営業利益は234億円(同13.6%減)、経常利益は204億円(同10.1%増)、純利益は142億円(同20%増)を見込む。

●9416 ビジョン

 安定事業のWebマーケティング支援と成長事業のWi‐Fiルーターレンタルの2本柱。8月9日発表18年12月第2四半期の連結業績は、前年同期比18.0%増収、同46.5%経常増益となった。利益面では、増収効果に加えて、継続的な原価効率改善活動及びAI(人工知能)及びRPA(ロボットによる業務自動化)の活用などによる業務効率化の取り組みにより増収となり、売上高及び各利益において過去最高値を更新した。尚、18年12月通期の連結業績では売上高は205.99億円(前期比17.3%増)、営業利益は22.52億円(同25.9%増)、経常利益は22.54億円(同25.6%増)、純利益は15.20億円(同25.8%増)を見込む。
こだわりレーティング
08月10日(金)分

4527 ロート製薬 野村 Buy継続 3800円→4200円
4901 富士フイルム 野村 Buy継続 5084円→5455円
4911 資生堂 大和 1継続 9290円→9350円
5334 日本特殊陶業 JPモルガン Overweight継続 3500円→3800円
6146 ディスコ みずほ 買い継続 27000円→28000円
6504 富士電機 みずほ 買い継続 1000円→1050円
6728 アルバック 野村 Buy継続 7252円→7304円
8963 INV UBS 新規Buy 5.8万円
8975 いちごオフィスリート みずほ 買い継続 8.8万円→9.95万円
9513 Jパワー JPモルガン Overweight継続 3520円→3580円

ヒストリカル
01/04 01/05
01/09 01/10 01/11 01/12
01/15 01/16 01/17 01/18 01/19
01/22 01/23 01/24 01/25 01/26
01/29 01/30 01/31 02/01 02/02
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02/19 02/20 02/21 02/22 02/23
02/26 02/27 02/28 03/01 03/02
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03/26 03/27 03/28 03/29 03/30
04/02 04/03 04/04 04/05 04/06
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06/25 06/26 06/27 06/28 06/29
07/02 07/03 07/04 07/05 07/06
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