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平成30年08月29日(水)
8月28日現在海外相場 |
NYダウ |
26064ドル |
+14ドル |
ナスダック指数 |
8030P |
+12P |
CME日経先物 |
22805円 |
+5円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎2万3千円を意識
主に、米国株上昇が日本株買いの主要因となった訳ですが、日経平均株価の2万3000円大台は投資家心理は重く圧し掛かっているのかも知れません。5月6月の戻り相場でもこの2万3000円台が上値の節目として、その後の下押し局面に繋がった訳です。7月の戻り局面では2万3000円台には届きませんでしたが、見事に5、6、7月の3か月間の戻り水準がこの大台レベルだと言うことで、今月も同様にと考えてしまうのも致し方ないところです。
と言うことで2万3000円台を上抜けて一段高への期待は9月に持越しと考えてしまう訳ですが、それもこれも結局米国株次第と考えると予想するのも意味がないのかも知れません。結局、米国株の予想をすることの方が手っ取り早いと言うことになりますから、全体相場を語るのであれば、やはり米国を見るしかないと言うことになります。
好きでも嫌いでもない米国との関わりが、日本にとっても重要な訳で、日本国内からも、日本は米国のポチだと揶揄する意見を述べる評論家や素人芸能人が持論を述べるシーンを良く見聞きしますが、戦後からの経緯を考えると、そんなこと当たり前で、それじゃどうすれば良いのかをもう少し考えた方が良いかも知れません。
米国に依存しない国に成る為には、何をどうすれば良いのかを考えるべきで、その話になると軍事力はどうするのかと言うことになり、その点では特に左寄りの人々は話を避けて通ろうとする訳です。専守防衛について面白い事を言う立憲民主党の政治家がいたようで、敵地攻撃が出来る武器を所有する事は憲法違反で、盾と矛の役割で日本は盾の役割で、矛は日米同盟による米国がその役割を担うと述べています。そのくせ、米国のポチになるなと言う何とも矛盾した意見を言う輩が同党の中にはいるようですから、日本の国を一体どうしたいのかさっぱり分からないと言うことになります。
まあ、そんな事はどうでも良いんですが、要は米国に依存する日本は後暫くは変わりはない訳で、どんなに悪い大統領であっても、仲よくするに越した事はないと言えます。その点では安部政権の外国政策については色々批判はあるものの正しいと言うことになるのかも知れません。と言うことで株式相場でも米国と仲よくするに越した事はない訳で、日本株も米国株同様に、多くの指数が高値更新と言った流れになる事を期待したいところです。
日経平均株価は引き続き上値2万3000円台を意識する動きになりそうです。実際に日経の相場コメントでも「市場参加者の多くが『壁』として意識しているようだ」と2万3000円を意識する内容が紹介されており、このような話を聞くと、益々上値での利益確定売りが出易い地合いになってしまいます。結局、今以上の買い材料が出てくるまで待つしかないと言うことで、それが米国株の一段高と言うことになるのかも知れません。
●3284 フージャースホールディングス
独立系マンション会社。首都圏から出発し全国展開。戸建てやシニア向け、再開発事業にも本腰。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比50.0%減収、経常損失は1.29億円となった。当第1四半期間の契約戸数は324戸、引渡戸数は129戸1棟、当第1四半期間末の管理戸数は14,249戸となっている。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は880億円(前期比38.9%増)、営業利益は91.6億円(同25.7%増)、経常利益は80億円(同15.3%増)、純利益は52億円(同13.9%増)を見込む。2期連続最高益。
●3300 AMBITION
東京23区中心に借り上げた居住用不動産を転貸するサブリース主力。賃貸仲介や不動産売買も。8月14日発表18年6月通期の連結業績は、17年6月期比59.7%増収、同278.8%経常増益となった。プロパティマネジメント事業部門におけるサブリース管理戸数等の増加、及び予想を上回る入居率の増加、インベスト事業部門による新規物件の早期申込完了、IT化推進による業務効率・生産性のアップ、営業組織体制の強化等によるシナジー効果で、当初予想を上回る版売費及び一般管理費等のコスト減を実現した。同社は不動産SPA企業として、プロパティマネジメント、賃貸仲介、開発という一気通貫したサービスを提供し、更なる成長を目指すとしている。
●3741 セック
リアルタイムソフトウエア技術に強み。モバイル端末向けや防衛分野、ロボットで開発受託。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比20.6%増収、同56.0%経常増益となった。モバイルネットワークBFは、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が引き続き好調。インターネットBFは、非接触IC搭載ソフトウェアの開発が増加。社会基盤システムBFは、官公庁案件や医療分野の開発が堅調。宇宙先端システムBFは、車両自動走行の研究開発案件が引き続き堅調であることに加え、ロボットの研究開発案件が好調。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は52.5億円(前期比1.4%増)、営業利益は6.5億円(同4.7%増)、経常利益は7億円(同2.1%増)、純利益は4.8億円(同2.5%増)を見込む。
●5301 東海カーボン
炭素製品大手。タイヤ用カーボンブラックで国内首位。電炉用電極や半導体・太陽電池用素材も。18年5月28日に公表した18年12月通期の連結業績を8月7日に上方修正している。売上高は前回発表比4.9%増の2140億円(前期比101.4%増)、営業利益は同12.6%増の740億円(同544.2%増)、経常利益は同12.9%増の745億円(同462.3%増)、純利益は同7.9%増の740億円(同526.3%増)としている。売上高は、黒鉛電極及びカーボンブラックの価格改定実施等により前回予想を上回る見込み。営業利益は、黒鉛電極の収益性向上等により、前回予想を上回る見込み。
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こだわりレーティング |
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08月28日(火)分
2146 |
UTグループ |
野村 |
Buy継続 |
4540円→4560円 |
4004 |
昭和電工 |
みずほ |
買い継続 |
7200円→8100円 |
4021 |
日産化学工業 |
UBS |
Buy継続 |
5700円→5800円 |
4849 |
エンジャパン |
野村 |
Buy継続 |
6630円→6780円 |
5411 |
JFEHD |
みずほ |
買い継続 |
2750円→2790円 |
9101 |
日本郵船 |
メリル |
UP→買い格上げ |
2300円→2750円 |
9104 |
商船三井 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
3650円→3840円 |
9104 |
商船三井 |
メリル |
買い継続 |
3500円→3700円 |
9984 |
ソフトバンク |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
14100円→14400円 |
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