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平成30年09月06日(木)
9月5日現在海外相場 |
NYダウ |
25974ドル |
+22ドル |
ナスダック指数 |
7995P |
−96P |
CME日経先物 |
22535円 |
−25円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎通商問題の動向
一昨日の台風21号では関西地方を中心に大きな被害が出たばかりですが、今朝は北海道で大きな地震が起きています。今朝の午前3時過ぎの事ですから、つい先ほどと言うことで、詳細はまだ分かりませんが、それでも震度6強と言うことですから、日が明けると、徐々に被害の状況も分かって来るのかも知れません。
津波は起こっていないようですから、その点では安心させられますが、いずれにしても、どうも続けざまに自然災害が起こるようで、こればかりは自然の事ですから、人間の力ではどうしようもないのかも知れません。それでも少しでも被害が少なくなるための方策や、或いは事後の対策を図ってもらいたいものですね。
株式相場ですが、引き続き米国の貿易摩擦問題が相場の上値の重石になっているようで、週明けの相場でもトランプ米政権が、2000億ドル相当の中国製品を対象とした追加関税を週内にも発動するとみられており、米中間の貿易摩擦が一段と激化するとの警戒感が広がっています。さらに、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり、米国とカナダが協議を再開する訳ですが、話し合いがまとまるかどうかは依然不透明な状況で、先行きを不安視する向きは多いようです。
世界的な通商摩擦に対する懸念が投資家心理を圧迫しており、株価の重しとなっているようで、5日のNYダウも上値の重い展開となっています。実際に日本株についてもこの影響は大きい訳で、5日の相場でも米中貿易摩擦から中国関連銘柄に対する売り圧力が強かったようです。米政府が2000億ドル分の中国製品に課す追加関税の発動が近いとの観測からコマツや安川電、資生堂などに売りが出ていたようです。
更に中国に関しては経済指標でも悪い内容となったようで、5日午前発表の8月の中国・財新非製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から低下しています。このえ異郷から中国・上海株や香港株が下げ足を速めています。加えてと言うと、語弊があるのかも知れませんが、台風21号による関西国際空港の閉鎖を受け、インバウンド(訪日外国人)関連銘柄が下落したことも相場の重石になったと言う解説もあるようです。
確かに中国からの訪日客が関西空港から日本に来られる方が多いと言うことで言えば、今回の台風被害がインバウンドにも影響を及ぼすことになりかねませんから、日本経済にとっても重要な問題だと言えるのかも知れません。
ただ、その一方で国内企業の業績に関しては好調な見通しがあるのですが、10月に掛けて中間決算に向けて、上方修正期待が強まるとの見通しが徐々に強まっている事は確かなようで、相場を下値を支えていると言うことのようです。その意味では足元で貿易摩擦問題で下押しした局面は絶好の仕込み場だと言うことになりそうです。日経平均株価は引き続き2万2500円近辺を目途にした動きが続きそうです。
●3990 UUUM
ユーチューバーの制作サポート事業展開。動画視聴数連動のアドセンス、企業からの広告料が柱。7月13日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比68.1%増収、同100.3%経常増益となった。同社は、クリエイターサポートサービスを主たるサービスとして展開、国内の端末別インターネット利用状況を見ると、スマートフォンの保有率が17年9月末で55.7%となり、スマートフォンの普及や通信インフラの発達に伴い、これまで以上に動画の視聴機会が増えている。新たなクリエイターの獲得や育成、クリエイターを活用したプロモーションビジネスの拡大など、事業基盤の強化に努めるとともに、チャンネル運営、イベント、グッズといった新規事業の更なる拡大にも注力。
●6182 ロゼッタ
人工知能とWeb検索活用の自動翻訳サービス・ソフトを提供。専門的な産業向け翻訳に特化。7月13日発表19年2月期第1四半期の連結業績は、前年同期比22.1%増収、同23.0%経常増益となった。MT事業は、17年11月末にリリースした『T-400(ver.2)』の新規受注が引き続き好調を維持。翻訳・通訳事業は、大口案件の増加等により、26.2%増収、69.9%増益。尚、19年2月通期の連結業績では同社は18年2月期の第4四半期より大きな変革期を迎えており、業績の変動が極めて著しく予想が困難なため、業績予想は固定値としては開示しない。
●7196 Casa
家賃債務保証独立系大手。保証人一切求めず顧客対応ノウハウに蓄積。仲介会社との関係強み。3月14日に公表した19年1月期第2四半期業績を9月4日に上方修正している。売上高は前回比0.1%増、経常利益は76.2%増となった。当第2四半期の業績予想は、売上高は、概ね予想通りの進捗となる見込み。利益面は、債権の回収が進んだため貸倒引当金繰入額が減少したことに加え、業務の効率化により人件費を抑制することができたため、予想を上回る見込み。尚、19年1月通期業績では売上高が88.54億円(前期比6.8%増)、営業利益は12.46億円(同6.8%増)、経常利益は12.96億円(同6.9%増)、純利益は8.01億円(同7.5%増)を見込む。
●9470 学研ホールディングス
学習参考書や児童書でトップ。買収進め塾、教室を全国展開。高齢者向け住宅、保育園も展開急。8月10日発表18年9月期第3四半期の連結業績は、前年同期比5.1%増収、同3.9%経常増益となった。売上高は、教育コンテンツ事業を除く全セグメントで増収となる一方、営業利益は前年同期比微増となった。四半期純利益は前期に固定資産売却益を計上した反動減などにより減益となった。なお、事業特性上、教育分野では、第2四半期に小中学生向けの書籍・教科書や幼稚園・保育園向け商品の販売が集中。一方で、第3四半期では新年度に伴う反動減、学習塾会員の減少などにより、売上・営業利益の比重が下がる傾向にある。医療福祉分野では、成長事業の占める割合が高いこと、および施設の開業準備費用や募集費などのコスト構造上、第3四半期以降の収益性が高まる傾向にある。
●2413 エムスリー
ソニー関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験など周辺分野開拓。国内においては、医師会員25万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開。7月25日発表19年3月第1四半期の連結業績は、売上収益は前年同期比23.0%増、営業利益は同18.0%増、税引前利益は同17.5%増、四半期利益は同20.3%増となった。「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等を提供。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開。
●2491 バリューコマース
アフィリエイト(成果報酬型)広告で首位級。ヤフー出店者向けに展開するCRMツールが成長。7月25日発表18年12月期第2四半期の連結業績は、前年同期比20.6%増収、同85.0%経常増益となった。「アフィリエイトマーケティング」において、ショッピング、旅行、美容、人材分野等の広告出稿が伸長するなか、今後の事業拡大に向けたプロダクト企画・開発及びプロモーションに注力しました。また、前連結会計年度においてサービス提供を終了したアドネットワークサービスに関連する費用の減少が利益に寄与。「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」及び「ストアマッチ」がともに伸長、前連結会計年度においてサービス提供終了を決定した一般eコマース事業者向けCRMサービスに関連する費用の減少が利益に寄与した。
●3391 ツルハホールディングス
ドラッグストア最大手級の一角。北海道から南下して九州まで展開。傘下にレデイ薬局、福太郎。6月18日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比16.7%増収、同12.9%経常増益となった。18年5月期配当を17年5月期比6円増配の146円としている。出店は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より130店舗の新規出店と35店舗の閉店を実施。また平成29年9月29日付で杏林堂グループ・ホールディングスを子会社化、同社の子会社である杏林堂薬局が運営する静岡県内のドラッグストアおよび調剤薬局78店舗が当社グループに加わり、当連結会計年度末のグループ店舗数は直営店で1,931店舗。なお、タイ国内の当社グループ店舗は、1店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施、店舗数は平成30年5月15日現在で18店舗。
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こだわりレーティング |
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09月05日(水)分
3923 |
ラクス |
野村 |
Buy継続 |
2300円→2630円 |
4689 |
ヤフー |
JPモルガン |
新規Overweight(再開) |
460円 |
6976 |
太陽誘電 |
みずほ |
買い継続 |
3000円→4000円 |
6981 |
村田製作所 |
みずほ |
買い継続 |
18000円→22000円 |
7821 |
前田工繊 |
三菱UFJMS |
新規Buy |
2710円 |
7956 |
ピジョン |
野村 |
Buy継続 |
6000円→6300円 |
9983 |
ファーストリテイリング |
ドイツ |
Buy継続 |
56000円→57000円 |
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