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平成30年09月19日(水)
9月18日現在海外相場 |
NYダウ |
26246ドル |
+184ドル |
ナスダック指数 |
7956P |
+60P |
CME日経先物 |
23655円 |
+375円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎NYダウも大幅高に
18日のシカゴCME日経先物が直近で2万3700円近辺で推移しています。前日の大証の終値が2万3280円でしたから、400円程度上げています。このまま終わるのかどうかは別にして、日経平均株価の2万3000円超えから、今回は一気に上値を取って来た感じです。
強弱色々なコメントが出ていますが、流石にこの上抜きでどちらかと言えば、強気支持が多くなっているようです。5月以降、毎月チェレンジしてきた2万3000円と言う壁も意外にあっさりと上抜けるものとなりましたが、この原動力もやはり海外勢の買いパワーが効いているとの見方が支配的です。
今回の買いの背景として上げられているのが、米中貿易摩擦の解消に向けた動きと、日本国内の政局動向との見方となっています。トランプ米政権が17日、対中制裁関税第3弾の発動を表明、当初25%としていたものをまずは10%とし、年末に25%とすると言う報道を好感した格好です。更に関税発動を正式に表明したことで、いったん悪材料が出尽くしたとの見方も出ているようです。
日経の需給観測に拠りますと、市場では外国証券の株価指数先物買いが話題を集めたと報じており、その額約1200億円(想定元本ベース)で、市場では安倍晋三首相の自民党総裁三選をにらみ、「トレンドフォロー型」の海外投資家の買いが加速しているとの見方があるそうです。明確な事は何とも言えないのですが、明らかに安倍三選濃厚と言う最近の報道で、政局安定と言うキーワードを元にした、海外勢の買いが活発化したと言えそうです。
悲観的な見方の中には、その多くが買い戻しに過ぎなく、一定の期間が過ぎると、また元の木阿弥と言う見方をする向きもいるようですが、今回は少し違うと言う強気派の方が多いようです。2万3500円と言う次の節目も目前ですし、取り合えずは2万4000円の次の台替わりから、1月の高値2万4124円を目指す展開に期待する動きは強いようです。
●3391 ツルハホールディングス
ドラッグストア最大手級の一角。北海道から南下して九州まで展開。傘下にレデイ薬局、福太郎。6月18日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比16.7%増収、同12.9%経常増益となった。18年5月期配当を17年5月期比6円増配の146円としている。出店は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より130店舗の新規出店と35店舗の閉店を実施。また平成29年9月29日付で杏林堂グループ・ホールディングスを子会社化、同社の子会社である杏林堂薬局が運営する静岡県内のドラッグストアおよび調剤薬局78店舗が当社グループに加わり、当連結会計年度末のグループ店舗数は直営店で1,931店舗。
●3665 エニグモ
服飾中心のソーシャル通販サービス『バイマ』運営。売り手、買い手双方からの手数料が利益源。9月14日発表19年1月期第2四半期の業績は、22.9億円の売上高、9.38億円の経常利益(前年同期比40%増)となった。新規会員獲得が堅調に推移したことに加え、新規ユーザーおよび既存会員のアクティブ化およびコンバージョン向上のため、ターゲット別のセールへの取り組み、オウンドメディアによる購買意欲の喚起、SNSを活用したアプリ訴求など、各サービス・機能の拡充を図る各種施策を展開。
●3923 ラクス
クラウドとIT人材派遣の2本柱。『メールディーラー』が収益柱。『楽楽精算』を育成中。8月13日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比40.3%増収、同59.6%経常増益となった。足元で成長を牽引しているクラウド経費精算サービス「楽楽精算」は新規導入が好調に推移しており、高成長が持続。また、主に請求書の電子化に利用されているWEB帳票発行システム「楽楽明細」の引き合いが増加、将来の成長を見据えた営業人員の増員を行っている。その他主要なクラウドサービスも順調に推移したことに加え、M&Aで取得したクラウドサービスの貢献もあった。
●3990 UUUM
ユーチューバーの制作サポート事業展開。動画視聴数連動のアドセンス、企業からの広告料が柱。7月13日発表18年5月通期の連結業績は、17年5月期比68.1%増収、同100.3%経常増益となった。同社は、クリエイターサポートサービスを主たるサービスとして展開、国内の端末別インターネット利用状況を見ると、スマートフォンの保有率が17年9月末で55.7%となり、スマートフォンの普及や通信インフラの発達に伴い、これまで以上に動画の視聴機会が増えている。新たなクリエイターの獲得や育成、クリエイターを活用したプロモーションビジネスの拡大など、事業基盤の強化に努めるとともに、チャンネル運営、イベント、グッズといった新規事業の更なる拡大にも注力。
●6191 エボラブルアジア
航空券の予約サイト『空旅』主力、国内に特化。他社OEMも。ベトナムでITオフショア開発。オンライン旅行代理店として、国内航空券販売を主軸に、引き続き業績を拡大。8月14日発表18年9月期第3四半期の連結業績は、売上高が63.19億円、経常増益は4.59億円の損失となった。オンライン旅行代理店として、国内航空券販売を主軸に、サービスラインの多角化を図り、業容を拡大し、ブランドであるエアトリの認知度向上や顧客獲得に取り組んで参りました。また、オンライン旅行事業におけるノウハウを活かし、訪日旅行客を対象としたサービスを引き続き推進。平成24年より開始したITオフショア開発事業は、ベトナムにおけるラボ型開発を主軸に、多業種にわたり順調に顧客先を獲得し、雇用エンジニア数を増加させ、平成30年6月末現在は914名規模まで成長。
●5301 東海カーボン
炭素製品大手。タイヤ用カーボンブラックで国内首位。電炉用電極や半導体・太陽電池用素材も。18年5月28日に公表した18年12月通期の連結業績を8月7日に上方修正している。売上高は前回発表比4.9%増の2140億円(前期比101.4%増)、営業利益は同12.6%増の740億円(同544.2%増)、経常利益は同12.9%増の745億円(同462.3%増)、純利益は同7.9%増の740億円(同526.3%増)としている。売上高は、黒鉛電極及びカーボンブラックの価格改定実施等により前回予想を上回る見込み。営業利益は、黒鉛電極の収益性向上等により、前回予想を上回る見込み。経常利益及び当期純利益も、営業利益と同様の理由で前回予想を上回る見込みとなった。
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こだわりレーティング |
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09月18日(火)分
3139 |
ラクトジャパン |
SMBC日興 |
新規1 |
9000円 |
3382 |
7&I-HD |
GS |
買い継続 |
5200円→5500円 |
4689 |
ヤフー |
野村 |
新規Buy(再開) |
490円 |
6504 |
富士電機 |
SMBC日興 |
1継続 |
1020円→1080円 |
6861 |
キーエンス |
GS |
中立→買い格上げ |
76000円 |
8630 |
SOMPOHD |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
5200円→6000円 |
9303 |
住友倉庫 |
みずほ |
新規買い |
900円 |
9983 |
ファーストリテイリング |
GS |
買い継続 |
57000円→62000円 |
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