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平成30年10月04日(木)
10月03日現在海外相場 |
NYダウ |
26828ドル |
+54ドル |
ナスダック指数 |
8025P |
+25P |
CME日経先物 |
24275円 |
+135円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎高値警戒感も・・
3日の日経平均株価は反落し、24000円台割れ目前まで下げ、結局159円安で終えています。高値警戒感の強い中で25日移動平均線まで下げて来た訳です。連日でNYダウが史上最高値を更新し、3日の日も100ドルを超える上昇となっているなど、日本株にとっては周りの環境が相場を押し上げる動きではあるのですが、流石に高値警戒感と言う言葉に対して上値を買い上がるエネルギーが持続しないと言うことなのかも知れません。
円相場も3日の海外市場では再度1ドル114円台に乗せています。イタリアの欧州連合(EU)懐疑派政権が財政赤字の削減に向けた取り組みを加速させるする方針との報道を受け、同国の財政不安やユーロ離脱懸念が後退、欧州株式相場が総じて上昇したことで、「低リスク」通貨とされる円売り・ドル買いが優勢となっています。又、9月のADP全米雇用リポートの改善や9月の米ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回って改善したことをきっかけに円売り・ドル買いに勢いがついた格好です。
米国株高、円安と日本株にとっては車の両輪のように買い材料が揃っている訳ですから、その意味でも少なくとも上値を買い上がるエネルギーが出なくとも、下値を売ると言う投資行動は取り辛いと言うことになります。勿論、売り方と言うか高値警戒感を拠り所にした弱気筋の言い分としては、足元で加熱している米中貿易摩擦の影響で特に中国経済の減速傾向が懸念されており、延いては世界経済に影響を及ぼすことになりかねないと言う見方です。結果的に中国経済に影響を受ける日本企業の業績悪化が日本株にもマイナス要因として響いてくると言う見方です。
確かに中国経済の先行きには暗雲が立ち込めていると言えますから、あながちこの弱気筋の懸念は間違っていないのですが、ただ今の所はそれほどの警戒をする必要がないと、市場は考えているようです。と言うことで目先は下がれば、中・長期的な買いが入ってくると言う声が聞かれるとの事ですから、25日移動平均線、即ち2万4000円レベルより下は大いに買いのエネルギーが強いと言う事ですから、その意味でもまだ上値を買う動きは出てくる可能性は高いと言うことになりそうです。
●2158 FRONTEO
法的訴訟時の証拠保全等電子データ収集、分析等コンピュータ解析事業が主。AI活用事業傾注。8月14日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比2.9%増収、12.7%経常増益(前年同期は6.8億円の赤字)となった。AIソリューション事業は、ストックビジネスであるAIソリューション事業においてKIBIT製品の導入社数を90社と積み上げ、セグメント全体の売上高は前年同期比43.6%増と堅調に推移。尚、19年5月8日を効力発生日として、デジタルコミュニケーション分野としてBtoCの領域でKIBITソリューションの提供を推進してきた連結子会社FRONTEOコミュニケーションズを吸収合併した。
●2413 エムスリー
ソニー関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験など周辺分野開拓。国内においては、医師会員25万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開。7月25日発表19年3月第1四半期の連結業績は、売上収益は前年同期比23.0%増、営業利益は同18.0%増、税引前利益は同17.5%増、四半期利益は同20.3%増となった。「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等を提供。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開。
●2170 リンクアンドモチベーション
組織・人事・IRなど経営コンサルが主柱。IT・資格取得教室や外国語指導講師の配置も。8月10日発表18年12月期第2四半期の連結業績は、前年同期比10.8%増収、同34.8%税引前増益となった。組織開発ディビジョンでは、各事業が好調に推移したことにより、当第2四半期における売上収益は前年同期比113.6%増と、大幅に増加。また、利益率の高いコンサル・アウトソース事業の好調が寄与。コンサル・アウトソース事業も同109.2%増と好調に推移。尚、18年12月通期の連結業績では売上収益は407億円(前期比10.3%増)、営業利益は41.2億円(同22.4%増)、当期利益は25.3億円(同20.0%増)を見込む。
●4344 ソースネクスト
PC用低価格パッケージソフトが中心。ウイルス対策はシェア上位。スマホ向けアプリ急成長中。8月9日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比54.3%増収、同30.6%経常増益となった。当社初のIoT製品である自動通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」の拡販に注力。大手家電量販店での展開が加速し、ターミナル店舗やイベント会場での展示即売会も各地で多数実施。同時に法人向けのレンタルサービスも各企業で導入が進み、地方観光自治体や訪日外国人向けに商品やサービスを提供する企業からの問い合わせも多く、今後ますます需要は増える見込み。売上総利益は、従来販売してきたソフトウェア製品よりも原価率の高いPOCKETALKの販売が拡大したことや、前第1四半期に比べて出荷額が大幅に増加していることから返品調整引当金繰入が増加した。
●3258 ユニゾホールディングス
東京地盤でオフィスビル賃貸が主力の不動産会社。04年に持株会社化。ビジネスホテルに注力。18年3月28日に公表した19年3月期第2四半期と通期の連結業績を10月2日に修正している。第2四半期の売上高は前回発表比1.0%減の292億円、営業利益は同変わらずの97億円、経常利益は同8.2%増の66億円、純利益は同25.0%増の63億円としている。通期の売上高は前回発表比7.1%減の565億円(前期比7.6%増)、営業利益は同10.0%減の180億円(同2.4%増)、経常利益は同変わらずの123億円(同6.9%増)、純利益は同6.3%増の101億円(同18.9%増)としている。
●6469 放電精密加工研
放電加工専業で国内最大規模。アルミ押出用金型も首位。既存技術生かし航空宇宙分野を開拓中。10月2日発表19年3月期第2四半期の連結業績は、前年同期比15.1%増収、同563.1%経常増益となった。当連結会計期間における同社を取り巻く業界動向は、航空宇宙関連、交通輸送関連、環境・エネルギー関連及び機械設備関連は、前期に比べ順調に推移した。このような状況の中、同社は、得意先への取引深耕に努める一方、経費の見直しや更なる生産効率の向上、及び競争力の強化を目指して経営の効率化に全力で取り組み、あらゆる角度から利益創出に向けた対策を実行した。
●1893 五洋建設
海上土木首位。総合建設準大手級。国内建築拡大路線から方向転換。海外大型案件受注に注力。8月6日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比5.7%減収、同1.4%経常増益となった。高水準であった海外の建設売上高が一巡したことなどにより売上高は前年同四半期に比べ減少したが、売上総利益が増加したことなどにより、営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも増益となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は5700億円(前期比8.2%増)、営業利益は285億円(同3.2%増)、経常利益は275億円(同7.1%増)、純利益は180億円(同1.0%増)を見込む。
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こだわりレーティング |
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10月03日(水)分
5713 |
住友金属鉱山 |
ジェフリーズ |
新規Buy |
5500円 |
5802 |
住友電気工業 |
野村 |
Buy継続 |
2080円→2150円 |
7741 |
HOYA |
シティG |
2→1格上げ |
7000円→7900円 |
8031 |
三井物産 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
2250円→2500円 |
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