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平成30年10月09日(火)
10月08日現在海外相場 |
NYダウ |
26487ドル |
+39ドル |
ナスダック指数 |
7835P |
−52P |
CME日経先物 |
23630円 |
−190円 |
10月05日現在海外相場 |
NYダウ |
26447ドル |
−180ドル |
ナスダック指数 |
7787P |
−91P |
CME日経先物 |
23660円 |
−160円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株安と円高と・・
米国株が先週木曜日の4日から3日続落となっています。NYダウで言いますと4日に200ドル安、週末5日は180ドル安、週明け8日も一時200ドルを超える下げ幅となっています。(8日は取引終了に掛けてプラス圏に戻していますが)最大の売りの背景は米国の金利上昇への警戒感が米国の投資家心理を圧迫していることであると言えます。4日の日に長期金利の指標である10年物国債利回りが2011年5月中旬以来の水準に上昇、金利上昇が企業業績などを圧迫し、景気に冷や水を浴びせかねないとの懸念が浮上したことにあると言えます。
その後も週末発表されました堅調な米雇用統計を背景に債券売りが加速し、長期金利が高水準に達していることで、引き続き米企業業績の悪影響を懸念した売りが出やすくなっています。勿論、金利上昇だけではなく米中貿易摩擦の影響が懸念される動きで、週明けもポンペオ米国務長官が、北京を訪れ、中国の王毅国務委員兼外相と会談したのですが、中国側は習近平国家主席との会談を設定せず、ポンペオ氏を冷遇、米中間の対立激化が鮮明になったと市場が受け止めたようで、今後更に米中の貿易戦争が激化する可能性を感じた投資家が多くなっています。
日本株にとっては米国株安もそうなんですが、何と言っても円相場が重要なカギを握る訳ですが、週明けの為替市場ではこの米国株安の影響でリスク回避の流れが強まったことで、円買いが強まりドル円相場では一時1ドル113円台割れまで円高が進んでいます。先週には1ドル114円台半ばまで円安が進んでいましたから、この数日で1円超の円高に振れた格好です。
こうなれば連休明けの日本株、取り敢えずが売りを覚悟するしかないのですが、8日のシカゴCME日経先物では2万3400円近辺まで下げているようで、先週末大証比で400円程度下と言う水準となっています。10月は幸先の良いスタートとなった訳ですが、ここまで調子良く上げていただけに、そんなに調子良く事が進むこともないのかも知れません。
ただ先月9月半ばの2万2500円近辺から2000円も上げた相場ですから1000円程度下げても不思議ではない訳で、例えば9月18日に空いた窓、2万3481円程度まで下げても良いのかも知れません。投資家心理としては下げて来ると、下振れへの恐怖心で買いの手が出ない訳ですが、ここは絶好の下値仕込みが出来るタイミングだと見た方が良いのかも知れません。
●2158 FRONTEO
法的訴訟時の証拠保全等電子データ収集、分析等コンピュータ解析事業が主。AI活用事業傾注。8月14日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比2.9%増収、12.7%経常増益(前年同期は6.8億円の赤字)となった。AIソリューション事業は、ストックビジネスであるAIソリューション事業においてKIBIT製品の導入社数を90社と積み上げ、セグメント全体の売上高は前年同期比43.6%増と堅調に推移。尚、19年5月8日を効力発生日として、デジタルコミュニケーション分野としてBtoCの領域でKIBITソリューションの提供を推進してきた連結子会社FRONTEOコミュニケーションズを吸収合併した。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は138億円(前期比13.0%増)、営業利益は7億円(同293.9%増)、経常利益は6億円(前期は0.16億円の赤字)、純利益は3億円(前期は8.28億円の赤字)を見込む。
●2362 夢真ホールディングス
施工図作図が祖業、大量採用による建設現場の若年層施工管理技術者派遣が主力。技術者派遣も。17年11月6日に公表した18年9月通期の個別連結業績を9月7日に上方修正している。連結業績では売上高は前回発表比変わらずの390億円、営業利益は同20%増の54億円、経常利益は同15.6%増の52億円、純利益は同27.6%増の37億円としている。個別では技術者採用および定着率が想定を上回り推移していることで、期末在籍技術者数5,100 人計画を超えることが見込まれている。また、稼働率および派遣単価の改善が進み、売上総利益率が2ポイント超の改善見込み、対して販売費及び一般管理費は、採用コストの予算厳守、管理部門のローコストオペレーションにより微増に留まった。
●5912 OSJBHD
14年4月持株会社に。傘下に日本橋梁とPC建設のオリエンタル白石。ケーソンでシェア7割。8月10日発表19年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比0.5%減収、同68.2%経常増益となった。建設事業、鋼構造物事業ともに順調な受注獲得があり、第1四半期の実績としては例年を上回る結果となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は520億円(前期比4.9%増)、営業利益は35億円(同8.9%増)、経常利益は35億円(同5.5%増)、純利益は23億円(同8.0%増)を見込む。中長期的な企業価値の増大を目指すべく17年5月に「中期経営計画(2017−2019)〜『らしさ』で築きあげる安定と成長〜」を策定しスタート。中期経営計画の2年目となる第5期においても、計画達成に向けグループ一丸となって取り組み、企業価値の一層の向上に努めるとしている。
●6191 エボラブルアジア
航空券の予約サイト『空旅』主力、国内に特化。他社OEMも。ベトナムでITオフショア開発。オンライン旅行代理店として、国内航空券販売を主軸に、引き続き業績を拡大。8月14日発表18年9月期第3四半期の連結業績は、売上高が63.19億円、経常増益は4.59億円の損失となった。オンライン旅行代理店として、国内航空券販売を主軸に、サービスラインの多角化を図り、業容を拡大し、ブランドであるエアトリの認知度向上や顧客獲得に取り組んで参りました。また、オンライン旅行事業におけるノウハウを活かし、訪日旅行客を対象としたサービスを引き続き推進。平成24年より開始したITオフショア開発事業は、ベトナムにおけるラボ型開発を主軸に、多業種にわたり順調に顧客先を獲得し、雇用エンジニア数を増加させ、平成30年6月末現在は914名規模まで成長。
●6929 日本セラミック
赤外線センサーで国内9割、世界6割のシェア。超音波センサーでも世界的。中国等に生産拠点。8月3日発表18年12月期第2四半期の連結業績は、前年同期比1.3%増収、同21.8%経常増益となった。LED電源等の出荷が増加し、自動車関連センサ製品の出荷は引き続き底堅く推移したが、海外向け照明用センサについて在庫調整による弱含みがあったことから売上高は微増となった。尚、18年12月通期の連結業績では売上高は205億円(前期比3.7%増)、営業利益は36億円(同9.1%増)、経常利益は38億円(同10.8%増)、純利益は26.5億円(同10.3%増)を見込む。
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こだわりレーティング |
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10月05日(金)分
1963 |
日揮 |
CS |
OP継続 |
2800円→2900円 |
4507 |
塩野義製薬 |
UBS |
Buy継続 |
8300円→8500円 |
4523 |
エーザイ |
UBS |
Buy継続 |
12100円→12500円 |
4568 |
第一三共 |
大和 |
1継続 |
4900円→6300円 |
4578 |
大塚HD |
UBS |
Buy継続 |
6500円→6700円 |
4911 |
資生堂 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
11000円→11700円 |
4912 |
ライオン |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
2900円→3000円 |
6841 |
横河電機 |
CS |
Neutral→OP格上げ |
2250円→2800円 |
7202 |
いすゞ自動車 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
2000円→2100円 |
7203 |
トヨタ自動車 |
GS |
買い継続 |
8500円→8600円 |
7956 |
ピジョン |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
6400円→7600円 |
7974 |
任天堂 |
大和 |
2→1格上げ |
46200円→55200円 |
8113 |
ユニチャーム |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
4000円→4400円 |
9064 |
ヤマトHD |
野村 |
Buy継続 |
3700円→4000円 |
9603 |
HIS |
野村 |
Buy継続 |
4500円→4600円 |
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